二段ロケット方式

二段ロケット方式

基本的に、法律とか条例とか、議会を経ないと改正できない法令について行われる。

規定中のある箇所をまずAからBに改正し、しばらくしてからBからCに改正する、というように段階的に改正する場合、本来ならそのたびごとに改正法を制定すればよい。

しかしながら議会はそうそうしょっちゅう開けるものでもなく、またあらかじめ予定が決まっているものを都度改正するのは面倒であるため、一度の改正法提出で、A→B、B→Cという改正を一度に決めてしまう方法が誰かの手によって編み出された。

この改正手法を、誰が呼びはじめたのか知らないが「二段ロケット方式」という。A→Bが一段目、それを受けたB→Cが二段目というわけ。 考えついた本人は得意だったのかどうかは知らないが、実にぱっとしない名称である。 時代が言わせたのであろうか。

二段ロケットといいながら、実際には三段、四段となることも普通にある。

改め文など使っていることとあいまって、当然改正は複雑になり、必然的にミスも多くなる。

条文ミスで問題になった年金改革関連法案は確か五段改正であった。

県が出す税条例の改正準則などでも、結構間違ってたりする。